設立以来、現場地域は明確に限定してきました。
その定義は、当所から1時間程度で到着できる場所であること、です。
建築物は、竣工以降も様々な形でかかわり続けなくてはならないものです。
木に関しては、伐採・乾燥・製材・造作を通して、その後も動きつづけるものです。
その動きを極力殺すのが我々の仕事の「技」の一つとも言えます。
しかしながら、木を多用した、特に外部に接する戸などは天候の影響を受けやすく、
適宜調整が必要なこともあります。
また、不慮の水漏れや、破損など早い対応が必要なこともあります。
それらのことをふまえ、遠い現場は請負ってこなかったのです。